お盆休み、池袋にある
自由学園明日館(みょうにちかん)に
行ってきました。
自由学園明日館は
1921年 羽仁吉一、もと子夫妻が創立した自由学園の校舎。
フランク・ロイド・ライトの設計で
重要文化財にもなっています。
一番好きな眺め

大谷石(おおやいし)、砂漆喰、木窓枠。
ライトといえば、大谷石。
床や壁、各部屋に大谷石が使われている。
今となっては贅沢。巾木にも~
食堂

重厚でクラシカル
興味深かったのは、食堂の位置。
「手作りのあたたかい食事をみんなで頂く」
という羽生夫妻の教育理念により
当時の学校建築には珍しく
建物の中央に設計されています。
(中央はおもてなしの場として設計されることが多い)


椅子のデザインは遠藤新
椅子が可愛かった。
板と板をつなぐには予算がかかるため
デザインとしてスリットを設けたり
赤いクロスの金具でとめたりと
工夫がみられる。
この椅子欲しいなと思ったら
併設のショップで売ってました。笑

ホール(毎朝の礼拝をしていた部屋)
窓のデザインは幾何学模様で構成。
ライトが好んで用いた特徴的なデザイン。
ライト的にはステンドグラスにしたかったみたいだけど
学校なので、質素で美しく という形に。
今は喫茶室になっていて
コーヒーと焼き菓子をいただきながら
ライト建築に身を置けるいい空間。

今回はガイドツアー(午後2時から)に参加しました。
重要文化財に指定されるための復元の話も聞けて
面白かったです。
自由学園明日館